大分県酒造組合

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お知らせ

令和元酒造年度「大分県新酒(清酒)きき酒会」が開催されました。

2020.3.3

 

 

 

 

 

令和2年3月3日(火)大分県酒造会館2F会議室において、熊本国税局鑑定官室 岩田知子 鑑定官室長をお迎えして、令和元酒造年度「大分県新酒(清酒)きき酒会」が開催されました。

【 出品点数 】
  大吟醸酒 84点 (内熊本酵母55点)
  純米吟醸酒 3点 (内熊本酵母2点)
  純米酒 2点
  本醸造酒 1点 
        合計 90点 13場 (前年107点 16場)

【 開催目的 】 
今期中(令和元年10月~令和2年3月)に製造された清酒のうち、蔵元で選別された新酒を一堂に集め、熊本国税局鑑定官、県下酒類鑑評会品質評価員により、その出来栄えを審査し、きき酒及び酒造技術の一層の向上を図っています。
 
【 審査員 】
熊本国税局鑑定官、大分県産業科学技術センター職員、県下酒類鑑評会品質評価員(業界内酒造従事者) 計14名

【 きき酒について 】   
きき酒は審査員14名により、今期製造の清酒の出来栄えを官能審査(味・香等)により3点方式(点数が少ない方が良い評価となります。)で行います。

【 岩田知子 鑑定官室長 講評 】
今酒造年度は、暖冬に加え、原料米の性状が芳しくなく、例年になく、原料処理、麹造り、もろみ管理まで、かなり難易度の高い技術を求められる年でした。
このような状況下ですが、本日の出品酒は、日頃より品質向上に努めておられる経営者の方々の熱意や、杜氏をはじめとした蔵人の長年培われた技術や努力が遺憾なく発揮され、例年と変わらない香味の調和のとれた素晴らしい清酒となっていました。
酒質につきましては、香りは上品で涼やかなものから、華やかなものまで、バラエティーに富んでいました。味わいは軽快で、ほのかに甘みがありました。

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